仕事は、まじめにやればやるほど評価される。
そう思って頑張っていたのに、気づいたら仕事だけ増えて、給料はたいして変わらない。そういう職場は普通にあります。
だから「仕事はほどほどに」という考え方は、サボりというより防衛です。全部を投げるわけではなく、会社に自分の体力や時間を渡しすぎないための線引きです。
仕事をほどほどにするのは、無責任とは違う
ほどほどに働くというと、雑にやることだと思われがちです。
でも本当に大事なのは、仕事の全部を100点にしようとしないことです。期限に間に合わせる。最低限の品質は守る。必要な連絡はする。そのうえで、必要以上に抱え込まない。
会社員の仕事は、真面目な人ほど際限なく増えます。頼みやすい人、断らない人、最後まで責任を持とうとする人に、仕事が寄ってくるからです。
このあたりは、会社に使われすぎる人へ。都合のいい人で終わらない考え方でも書いています。
まずは期待値を上げすぎない
仕事で損しやすい人は、最初から頑張りすぎます。
早く返す。丁寧に返す。頼まれていないことまでやる。すると相手は、それを「この人の普通」だと思います。
一度上がった期待値を下げるのは、かなり面倒です。だから最初から、毎回全力を出さないほうがいいです。
手を抜くというより、余力を残す。これくらいの感覚です。
近い話は、仕事は手を抜くくらいでいい。真面目にやりすぎて損しない考え方でも触れています。
ほどほどに働くためにやること
いきなり大胆に変える必要はありません。小さいところからで十分です。
- 即レスをやめる
- 頼まれた仕事をその場で全部受けない
- 期限を自分から短く言わない
- 完璧に仕上げる前に一度確認する
- 自分しかできない状態を作りすぎない
特に効くのは、即レスをやめることです。
すぐ返す人は便利に扱われます。もちろん本当に急ぎなら対応していいですが、毎回すぐ返していると、相手の都合に合わせる人になります。
少し間を置く。確認してから返す。これだけでも、仕事の入り方は変わります。
真面目に働きすぎると、損が固定される
真面目な人ほど「ちゃんとしなきゃ」と思います。
でも会社は、ちゃんとしている人にさらに仕事を乗せてくることがあります。しかも、それが評価や給料に直結するとは限りません。
むしろ、いつも頑張っている人ほど「できて当然」になりやすいです。
これはわりと危ない状態です。自分では努力しているつもりでも、周りからは通常運転に見えてしまうからです。
真面目に働くほど損をする職場で、自分だけ消耗しない考え方にも近い話です。
会社では、少し余白を残す人が強い
ほどほどに働く人は、仕事をなめているわけではありません。
自分の限界を会社に渡しきらないだけです。
余白があるから、急なトラブルにも対応できます。無理な仕事を振られても、断る判断ができます。嫌な相手にも、必要以上に感情を使わずに済みます。
いつも全力の人は、少し崩れたときに一気にしんどくなります。ほどほどにしておくのは、長く働くための技術でもあります。
「頑張らない」に抵抗がある人は、仕事を頑張りすぎない人が、会社で損しにくい理由も参考になると思います。
まとめ
仕事はほどほどでいいです。
最低限の責任は果たす。でも、会社のために自分を削りすぎない。頼まれたことを全部背負わない。期待値を上げすぎない。
このくらいの距離感のほうが、結果的に長く持ちます。
会社で損しない立ち回りをもっと整理したい人向けに、noteも置いています。



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