同じ仕事ばかりで何も身につかない。周りは先へ進んでいるように見えるのに、自分だけ成長できない。もう辞めたい。
焦るのは当然です。ただし、社員を育てる仕組みも機会も渡さず、「成長しない本人が悪い」と片づける会社の責任まで背負わないでください。種をまかずに収穫だけ催促するような話です。
会社が言う「成長」は仕事の押し売りかもしれない
担当を増やす。残業に耐える。上司の指示を先回りする。給料は変えず、会社にとって便利な人間になることを「成長」と呼んでいる職場があります。
それは成長ではなく、安く使える範囲を広げたいだけです。会社の利益になる変化だけを立派な成長として押しつけられたら、反吐が出ます。
成長できない原因を自分一人へ押し込むな
新しい仕事を任されない。質問しても答えが曖昧。失敗したときだけ怒られ、改善方法は教えられない。評価基準も昇格条件も分からない。
この環境で伸びないのは、本人の意欲だけの問題ではありません。教育も配置も上司の仕事です。放置した部下へ「成長意欲がない」と説教するのは、管理不足の尻拭いを本人にさせているだけです。
休日まで会社の教材に差し出さなくていい
成長できない不安につけ込み、「家でも勉強しろ」「自分で仕事を見つけろ」と私生活まで奪う会社があります。まず会社が、勤務時間内に経験と指導を用意するべきです。
確認するなら、「次の評価までに求める状態」「経験できる仕事」「指導する人」の三つで十分です。答えが返らないなら、成長を求めているのではなく、都合よく努力させたいだけでしょう。
辞めることは成長から逃げることではない
今の会社で伸びないまま時間を失うなら、配置転換や転職を選ぶのは逃げではありません。育てる気のない会社から、自分の時間を回収するだけです。
仕事ができないから会社を辞めたい人へ。無能の判定まで会社に渡すなでは、会社の評価と自分全体を切り分けています。
仕事に向いてないと言われた人へ。上司の一言で人生まで決めさせるなは、上司から適性を否定された場合の記事です。
まとめ:育てない会社の採点で自分を腐らせるな
何をもって成長とするのかを具体化する。会社が用意する機会と指導を確認する。それでも何もないなら、自分を責め続けるのではなく、離れる準備を始める。
社員の時間を食い潰しながら、成長できない責任だけを本人へ返す。そんな身勝手な会社の採点で、自分まで腐らせなくていいです。
周囲と同じように会社へ適応できず、自分だけがおかしいのかと苦しんでいる人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社に適応しない人の実例と、少しラクになる見方をまとめています。



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