説明を聞いても理解が追いつかない。周りは次の仕事へ進んでいるのに、自分だけが止まる。仕事についていけず、もう辞めたい。
毎日置いていかれる感覚は、自尊心を容赦なく削ります。ただ、会社が勝手に決めた速度へ乗れないことを、人間としての欠陥にしないでください。
「ついていけない」の中身を会社へ返す
指示が一度に多すぎる。未経験の仕事を説明なしで渡される。質問する前に次の話へ進む。優先順位が何度も変わる。
この状況を全部まとめて「本人がついてこられない」と呼ぶのは卑怯です。教える手間を惜しみ、壊れた進め方の尻拭いだけを部下へさせています。
速さについていくために、何でも抱えるな
遅れを取り戻そうとして、休憩を削る。質問できないまま持ち帰る。周囲の仕事まで拾って評価を埋め合わせる。そこまでして会社の速度へ体を縛りつける必要はありません。
まず、今やる仕事を一つに絞らせます。
同時には進められないため、先に終える業務を指定してください。
これで困るなら、仕事量を管理できていない会社の問題です。部下の根性で処理能力を増設しようとするな、という話です。
分からないまま進めという説教はクソです
「見て覚えろ」「一度で理解しろ」「周りはできている」。こんな説教には、再現できる手順が一つもありません。
必要なのは反省ではなく、完成例、期限、確認先です。文章で残し、それでも教えずに失敗だけ責めるなら、育成を放棄した会社が責任を押しつけています。反吐が出るほど身勝手です。
辞めるかは、会社の外から眺めて決める
異動すれば合う仕事があるのか。別の会社なら経験を使えるのか。生活費は何か月分あるのか。求人を眺めるだけでも、「ここについていけなければ終わり」という絶望は薄くなります。
辞めるのは、速度に負けた人間が消えるためではありません。自分を壊す進め方から離れるためです。
仕事を覚えられなくて辞めたい人へ。教育不足の尻拭いまで背負うなでは、記憶や習得で止まる場合を扱っています。
仕事が遅くて辞めたい人へ。会社の速度で自分を処刑するなは、処理速度を責められている場合の記事です。
会社についていけなくても、人生まで遅れていない
優先順位を一つにさせる。指示を文章にする。教えない会社の責任を切り分ける。外の選択肢を見てから、残るか辞めるかを決める。
会社の都合で回る競走から落ちたところで、人生の落伍者ではありません。その競走に自分の時間と尊厳を食わせ続けない。それで十分です。
周囲と同じように会社へ適応できず、自分だけがおかしいのかと苦しんでいる人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社に適応しない人の実例と、少しラクになる見方をまとめています。



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