事情を説明したら、「言い訳するな」と怒鳴られた。
原因を伝えても言い訳。指示の不足を確認しても言い訳。何も言わなければ「なぜ黙っている」。
こんなもの、指導ではありません。
上司が考えることを放棄し、部下を黙らせ、自分の無能や管理不足を見えなくするためのクソ説教です。
「言い訳するな」が理不尽だと感じたなら、その感覚は正しいです。反省が足りないのではありません。相手が最初から説明を聞く気のない、卑怯なゲームを始めているだけです。
「言い訳するな」は、事実確認を打ち切るための言葉です
仕事で問題が起きたなら、本来やることは単純です。
- 何が起きたのか
- どの指示や条件が影響したのか
- 誰が何を判断したのか
- 次にどうするのか
ところが、無能な上司ほど途中で「言い訳するな」を出します。
なぜなら、事実を掘ると自分の指示ミス、確認不足、無茶な納期、人員不足まで見えてしまうからです。
それでは困る。だから、部下の態度の問題へすり替えます。
原因分析を放棄して説教へ逃げる。反吐が出るほど安っぽい責任転嫁です。
上司が欲しいのは説明ではなく、服従です
「言い訳するな」と言う上司は、解決策を求めているとは限りません。
自分の前で申し訳なさそうな顔をしてほしい。黙って頭を下げてほしい。自分の言葉に逆らえない姿を見て、管理職としての威厳を味わいたい。
要するに、服従の確認です。
部下が説明すると「口答え」。質問すると「反省していない」。黙ると「やる気がない」。
最初から正解なんて用意されていません。上司が気持ちよくなるまで、こちらだけが悪者として立っていろという話です。
そんなクソみたいな儀式に、心まで差し出す必要はありません。
何を言っても言い訳なら、全部を自分のせいにしない
何度も「言い訳するな」と言われると、自分の説明が本当におかしい気がしてきます。
自分は責任感がないのか。社会人として未熟なのか。普通の人なら素直に謝れるのか。
違います。
相手が強い言葉で思考を止めさせているだけです。
もちろん、ミスをした事実は残ります。しかし、ミスがあったことと、原因のすべてが一人の人格にあることは別です。
指示が曖昧だった。仕事量が多すぎた。期限が現実離れしていた。必要な情報が渡されなかった。確認する時間すら与えられなかった。
これらを消して「お前の意識が低い」で終わらせる上司こそ、仕事をしていません。
その場では短く切り、あとで事実を残す
説教中の上司と、まともな議論をしようとしないでください。
すでに脳内は「俺が正しい、部下が悪い」で満席です。そこへ事実を追加する席はありません。
その場では、必要最低限だけ返します。
対応します。原因と経緯は、あとで文章にして共有します。
承知しました。再発防止に必要なので、事実関係は別途整理します。
謝罪が必要なら、事実に対して短く謝ればいいです。人格まで差し出して、「私という人間が全部悪かったです」と土下座する必要はありません。
その後、指示、期限、経緯、自分が確認した内容、相手の発言を記録してください。
会社は口頭の説教をなかったことにします。記録がなければ、最後には「そんなことは言っていない」とまで言い出します。自分を守るのは、相手の良心ではなく記録です。
その場で使える返し方を詳しく確認したい場合は、言い訳するなと言われたときの返し方。上司の威圧に負けない対処法を読んでください。
言い訳と理由の違いを、上司に決めさせない
上司が気に入らない説明を、すべて「言い訳」と呼ばせてはいけません。
言い訳か理由かを決めるのは、上司の機嫌ではありません。
事実関係を説明しているのか。責任逃れだけをしているのか。次の対応に必要な情報なのか。
中身で判断するものです。
「上司が言い訳だと怒った。だから自分の説明は言い訳だった」という理屈は成立しません。怒鳴り声には、言葉の意味を書き換える力などないからです。
違いを整理したい場合は、「言い訳するな」「理由を言え」への反論。言い訳と理由の違いとは?も参考にしてください。
改善するのは、上司に好かれる話し方ではありません
一般的な記事は、最後にこう言います。
まず謝りましょう。相手の気持ちを理解しましょう。建設的な関係を作りましょう。
基本はクソです。
説明を封じている側が関係を壊しているのに、なぜ黙らされた側だけがコミュニケーション能力を磨かされるのでしょうか。
改善すべきは、上司に好かれる話し方ではありません。
説教を短く終わらせる。事実を文章で残す。責任の範囲を曖昧にしない。何を言っても潰されるなら、さらに上の上司や人事へ記録を持っていく。
自分の被害を減らすために動いてください。
言い訳扱いされにくい報告の組み立て方が必要な場合は、言い訳にならない言い方。上司に潰されないための短い伝え方も使えます。
まとめ:「言い訳するな」で黙らせる上司の尻拭いをしなくていい
「言い訳するな」は、便利な思考停止です。
部下の説明を聞かず、自分の指示や管理を検証せず、問題の原因を全部一人へ押しつけられます。
上司にとってはラクでしょう。
そのラクを作るために、こちらの尊厳と逃げ道が潰されています。
そんな説教を、まともな指導として心へ入れる必要はありません。
その場では短く切る。あとで事実を残す。ミスの事実と、人格への攻撃を分ける。上司の管理不足まで背負わない。
会社の期待どおりに黙って殴られる人間になる必要はありません。
説教なんて、基本はクソです。部下を詰めて気持ちよくなり、自分の無能や管理不足を覆い隠しているだけです。
上司・会社がひり出すクソを食らい続けるのがもう限界な人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社の常識から外れて少しラクになる考え方をまとめています。



コメント
さすがモンスター
謝ったら死ぬ病&屁理屈王