仕事が怖い。朝になると失敗する場面を考え、会社へ近づくほど体が重くなる。辞めたいのに、「仕事くらいで怖がる自分がおかしい」と責めてしまいます。
でも、人は何もない場所を毎日怖がりません。怒鳴られる。質問すると嫌な顔をされる。失敗を何日も蒸し返される。分からない仕事を渡され、できなければ人格まで否定される。怖さには、会社が積み上げた理由があります。
仕事ではなく、会社で受ける扱いが怖いのかもしれない
「仕事が怖い」を、そのまま自分の弱さへ変えないでください。
- 上司へ報告する瞬間が怖い
- 電話やチャットの通知音が怖い
- 知らない作業を急に振られるのが怖い
- また怒られると思うと手が止まる
- 周囲より遅れていると知られるのが怖い
何が怖いかを分けると、人格ではなく環境の問題が見えます。部下を怯えさせなければ管理できない上司は、恐怖で自分の無能を隠しているだけです。
怖いまま気合いで出勤しても、恐怖は消えない
一般的な説教は「慣れれば大丈夫」「前向きに考えよう」「失敗を恐れず挑戦しよう」と言います。
ホント、雑です。怒鳴る人間も、壊れた教育も、無茶な仕事量も放置して、怯えている側の考え方だけを直そうとする。会社にとって都合のいい治療です。
怖さを消すために、もっと頑張る必要はありません。まず被害を増やさないことです。
指示と失敗を文章へ戻す
口頭で責められ続ける職場では、何が起きたかまで上司の機嫌で書き換えられます。指示、期限、質問した内容、返答、修正したことを短く残してください。
確認です。Aを本日中、Bを明日までに進める認識です。
先ほどの指摘について、修正箇所はこの3点で合っていますか。
完璧な反論をするためではありません。「全部自分が悪かった」という巨大な恐怖を、確認できる事実へ戻すためです。
辞めるかどうかより、逃げ道を先に作る
怖さの中で「辞める・辞めない」を一発で決めようとすると、どちらを選んでも不安になります。先に休める日、相談先、生活費、求人、異動の可能性を確認してください。
すぐ辞めなくても、いつでも離れられる材料があるだけで、会社の判決は軽くなります。会社は「ここで通用しなければ終わり」と脅しますが、一つの職場に人間の価値を決める権限などありません。
仕事で怒られてばかりで辞めたい人へ。上司の怒鳴り声を人生の判決にするなは、叱責が続く場合の切り分けを扱っています。
仕事ができないから会社を辞めたい人へ。無能の判定まで会社に渡すなでは、能力への自己否定を整理しています。
まとめ:怖がらせる会社のために、自分を壊すな
何が怖いのかを分ける。指示と出来事を残す。無理に克服しようとせず、休みと逃げ道を確認する。
毎日怯えるまで追い込みながら、平然と「本人の気持ちの問題」で片づける。反吐が出るほど卑怯です。会社が作った恐怖まで、自分の欠陥として抱えなくていいです。
周囲と同じように働けず、自分だけがおかしいのかと苦しんでいる人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社に適応しない人の実例と、少しラクになる見方をまとめています。



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