朝礼で「もっと利益を意識しろ」と言われる。売上が落ちれば危機感が足りないと責められ、数字が伸びても給料はほとんど変わらない。
それなら、会社の利益なんてどうでもいいと思って当然です。経営者の財布を、毎月決まった給料で働く社員が自分の人生より心配する必要はありません。
会社の利益を社員の使命にするのは身勝手です
会社は「全員が経営者意識を持て」と言いたがります。しかし、利益が増えたときに経営者と同じ取り分を渡す気はありません。
責任だけ経営者、待遇は社員のまま。そんな都合のいい経営者ごっこへ付き合わされるのはクソです。
会社の利益を考えるのは、本来、その利益と権限を握っている人間の仕事です。人員配置も価格も投資も決められない社員へ、結果だけ背負わせるなという話です。
売上が悪くても、自分の人格まで反省しなくていい
売上が落ちると、「一人ひとりの意識が低い」「当事者意識がない」と説教が始まります。
市場、商品、価格、広告、経営判断。売上を動かす要素はいくらでもあるのに、最後は社員の熱意不足へ押しつける。経営の失敗を精神論で隠す、反吐が出る責任逃れです。
数字を見せられても、自分の人間性まで差し出さなくて構いません。「今月は厳しいんだな」で止めていいです。
利益のための仕事を、自分から増やさない
危機感をあおられても、改善案をひねり出したり、誰も頼んでいない営業を始めたりしなくていいです。動けば、その仕事は次から正式にこちらへ寄ってきます。
指示された範囲だけやる。曖昧な指示なら、勝手に責任の範囲を広げない。新しい仕事を探さず、勤務時間が来たら帰る。
会社の利益の穴を埋めるために、自分の時間を無償で差し出す必要はありません。売上が足りないなら、会社が人と予算を用意する番です。
「会社が潰れたら困るだろ」と脅されても背負うな
会社の利益を気にしないと言えば、「会社が潰れたら給料も出ない」と脅す人がいます。
もちろん、給料の遅れや事業縮小が見えたら、自分の生活を守るために求人を見るのはありです。ただし、それは会社を救うためではありません。自分が巻き込まれないための避難です。
社員一人が残業を増やし、休みを削り、経営者の不安まで引き受けても、経営判断を変える権限はもらえません。無力な責任者に仕立てられて、心だけ消耗します。
仕事を減らしたい場合とは、悩みの中心が違います
この記事が扱うのは、会社の利益や売上まで自分の責任として背負わされる苦しさです。
利益への罪悪感より、仕事量や完成度を落として消耗を減らしたい場合は、仕事は手を抜くくらいでいい。真面目にやりすぎて損しない考え方で扱っています。
会社の財布より、自分の生活を心配すればいい
会社の利益がどうでもいいと感じる自分を、冷たい人間だと裁かなくていいです。
会社は利益のために人を雇い、こちらは給料のために働く。その関係へ、愛社精神や経営者意識まで勝手に追加される筋合いはありません。
言われた仕事を最低限こなし、給料を受け取り、自分の生活へ帰る。会社の財布を心配して人生を食い潰すより、ずっとまともです。
会社の利益より自分の都合を優先することに不安がある人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社に適応しない人の実例と、少しラクになる見方をまとめています。



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