モンスター社員の末路が気になることはあります。
職場で好き勝手にふるまう。人に迷惑をかける。周りを振り回す。なのに本人はあまり反省していないように見える。
そういう人を見ると、「最終的にどうなるのか」「いつか痛い目を見るのか」と考えたくなります。
ただ、そこに意識を使いすぎると、自分の時間と気力が削られます。相手の末路を見届けるより、自分が巻き込まれて損しないことの方が大事です。
この記事では、モンスター社員の末路として起こりやすいことと、そこに巻き込まれない立ち回りを整理します。
モンスター社員の末路は、すぐには来ないことが多い
まず現実として、モンスター社員がすぐに処分されるとは限りません。
周りから見れば明らかに迷惑でも、会社はすぐに動かないことがあります。人手不足だったり、上司が面倒を避けたり、問題を正面から扱う準備がなかったりするからです。
そのため、「あの人はいつか終わるはず」と待っているだけだと、こちらの方が先に疲れます。
- 相手の言動を毎日気にしてしまう
- 職場の空気に振り回される
- 本来の仕事に集中できなくなる
- 愚痴が増えて、自分の評価にも影響する
- 辞めるかどうかまで考えてしまう
末路を待つより、まず自分の被害を小さくする方が現実的です。
職場のやばい人に近づきすぎない考え方は、職場のやばい人に近づかない。巻き込まれないための見分け方でも整理しています。
モンスター社員に起こりやすい末路
モンスター社員がずっと同じ調子で通用するとは限りません。
時間が経つと、次のような状態になることがあります。
- 周りから距離を置かれる
- 大事な仕事を任されにくくなる
- 相談される相手が減る
- トラブルの記録がたまる
- 異動や配置換えの対象になる
ただし、ここで注意したいのは、これらは会社や周囲の判断で起きることであって、個人が強引に起こすものではないという点です。
こちらが相手を追い詰めようとすると、逆に揉め事の当事者になります。そうなると損です。
「辞めさせたい」という方向に気持ちが強くなっている場合は、モンスター社員を辞めさせる方法を探す前に。自分が損しない現実的な動き方も近い内容です。
末路を見届けようとすると、自分も消耗する
モンスター社員の問題で一番厄介なのは、本人だけでなく周りも疲れることです。
相手の言動を監視する。次に何をするか気にする。失敗したときに少し安心する。こういう状態が続くと、自分の心の中まで相手中心になります。
それはかなりもったいないです。
会社で損しない人は、相手の末路に期待しすぎません。自分が損しない位置に移動します。
- 必要以上に会話しない
- 口頭だけで済ませず記録を残す
- 一対一で抱え込まない
- 相手のミスを毎回かぶらない
- 上司や人事に相談するときは事実で話す
これくらいで十分です。相手を裁くより、自分の守りを固めます。
自分が損しない立ち回りを先に決める
モンスター社員の末路を考える前に、自分の立ち回りを決めた方がいいです。
たとえば、次のような線引きです。
- 相手の仕事を代わりにやらない
- 急な依頼は即答しない
- 感情的な話には乗らない
- 自分の担当範囲を明確にする
- 困ったら早めに第三者を入れる
これは冷たい対応ではありません。自分を守るための普通の対応です。
モンスター社員に振り回される職場では、真面目な人ほど割を食います。全部受ける人、全部我慢する人、全部なんとかする人が一番消耗します。
真面目に働くほど損をしている感覚があるなら、真面目に働くほど損をする職場で、自分だけ消耗しない考え方も参考になります。
周りが辞める職場では、自分の出口も持っておく
モンスター社員の影響で周りが辞める職場もあります。
その場合、「自分だけは耐えよう」と考えすぎない方がいいです。耐えること自体が目的になると、会社に都合よく使われます。
すぐに辞める必要はありません。ただ、選択肢は持っておいた方が楽です。
- 異動相談できる相手を確認する
- 業務負担を記録しておく
- 自分の担当範囲を見直す
- 休める日は休む
- 外の選択肢も軽く見ておく
選択肢があるだけで、職場への依存度が下がります。
周りが辞める職場については、モンスター社員のせいで周りが辞める職場。残る人が壊れない考え方でも書いています。
まとめ:相手の末路より、自分の消耗を減らす
モンスター社員の末路が気になるのは自然です。
ただ、相手がどうなるかを待ち続けると、自分の方が疲れます。
大事なのは、相手をどう終わらせるかではありません。自分が巻き込まれないこと。損しないこと。会社に使われすぎないことです。
記録を残す。距離を取る。担当外を抱えない。事実で相談する。必要なら選択肢を持つ。
その方が、相手の末路を待つより現実的です。
会社で真面目に巻き込まれすぎているなら、もう少し自分に都合よく立ち回ってもいいと思います。そういう考え方をまとめたのが、こちらです。
モンスター社員に振り回され、会社はまともに守ってくれず、自分だけが尻拭いをさせられる。そんな職場に忠誠を尽くす意味はありません。
今度は自分が会社に食われないために。「モンスター社員」の見方で、少しラクになりたい人はこちらへ。



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