会社へ来られない。配置転換のあとに休みが増えた。上司へ配慮を求める。
そこで「あいつはモンスター社員だ」と言い出す会社があります。
反吐が出ます。
人を壊すまで追い込み、その人が動けなくなった瞬間に「迷惑をかけられた」と被害者ぶる。会社にとって、これほど都合のいい話はありません。
適応障害とモンスター社員を、単純に結びつけることはできません。
適応障害は、会社に逆らう人の名前ではない
適応障害は、特定のストレス要因に反応して心身の不調が生じ、生活へ支障が出ている状態です。
診断するのは上司や同僚ではありません。
休む、異動を求める、仕事量の調整を求める。これらを会社にとって不便だからという理由で、わがままやモンスター行為へ変換しないでください。
会社は環境を検証せず、本人の性格へ逃げます
体調を崩した人が出たら、本来確認すべきことがあります。
- 長時間労働や過大な仕事量
- 配置転換や役割変更
- 上司の叱責やハラスメント
- 質問や相談ができる環境
- 休める体制
ところが、これを調べると会社側の管理不足が見えてしまいます。
だから「本人が弱い」「協調性がない」「モンスター社員だ」と人格の問題へ逃げる。クソみたいな責任転嫁です。
体調の説明と、会社への服従を混ぜない
体調について、上司を納得させるまで細部を説明する必要はありません。
体調については医療機関へ相談しています。勤務上必要な手続きを確認させてください。
対応可能な業務と時間について、書面で調整をお願いします。
これで十分です。
病名を聞き出し、原因を本人へ押しつけ、最後は説教する。そんな上司へ心の中身まで差し出す必要はありません。
記録を残し、会社の物語に飲み込まれない
仕事量、勤務時間、異動、上司の発言、相談した日、会社の回答を残してください。
記録がなければ、会社は「本人が突然働けなくなった」「十分配慮した」と話を書き換えます。
自分を守るのは、会社の良心ではなく記録です。
休むことを敗北にしない
体調を崩しているなら、会社への忠誠心より回復を優先してください。
医療機関、公的な相談窓口、会社の制度を使うことは、甘えではありません。
厚生労働省は職場におけるメンタルヘルス対策や治療と仕事の両立支援を案内しています。
会社は壊れた人の代わりを探せます。しかし、自分の人生の代わりはありません。
いわゆる新型うつという言葉で怠け者扱いされている場合は、「モンスター社員は新型うつ」は雑です。病名もどきで怠け者扱いするなも読んでみてください。
まとめ:壊された側が、会社の管理不足まで背負わなくていい
適応障害とモンスター社員を、単純に結びつけることはできません。
必要なのは、本人へのレッテルではなく、ストレス要因、仕事量、配置、上司の言動を確認することです。
会社で動けなくなったからといって、人間として欠陥があるわけではありません。
モンスター社員に振り回され、会社はまともに守ってくれず、自分だけが尻拭いをさせられる。そんな職場に忠誠を尽くす意味はありません。
今度は自分が会社に食われないために。「モンスター社員」の見方で、少しラクになりたい人はこちらへ。



コメント