有給を勝手に使われると、かなり腹が立ちます。
休んだ覚えがないのに有給扱いになっている。会社都合の休みなのに、なぜか自分の有給が減っている。シフトの穴埋めみたいに、勝手に有給を入れられている。
こういうことをされると、「自分の休みなのに、会社の都合で削られてないか?」という気持ちになります。
その違和感は、わりと大事です。
有給は、会社が適当に消化していいポイントカードではありません。
有給を勝手に使われたと感じたら、まず記録を見る
最初にやることは、怒鳴り込むことではありません。
まず、勤怠の記録を見ます。
確認したいのは、次のようなところです。
- どの日が有給扱いになっているか
- 自分が申請した日と一致しているか
- 会社都合の休業やシフト変更が、有給扱いになっていないか
- 残日数がいつ、何日減っているか
ここを曖昧にしたまま話すと、「勘違いでは?」で流されます。
会社と話すときは、感情より先に日付です。
日付があるだけで、話が少し強くなります。
会社が有給を勝手に入れるケースは分けて考える
有給を勝手に使われたように見えるケースにも、いくつか種類があります。
たとえば、本人が申請した有給を処理しただけなら、単なる処理の話です。
一方で、本人が希望していない日に有給を入れられているなら、話は変わります。
また、会社全体で年5日の取得義務に合わせて計画的に有給日を決めている場合もあります。これも会社が完全に自由に決められるわけではなく、制度や手続きの確認が必要です。
ここで大事なのは、いきなり「違法ですよね」と決めつけないことです。
正しい場合も、間違っている場合も、まずは会社が何の扱いで処理したのかを確認した方がいいです。
確認するときは「なぜ減っていますか」でいい
会社に聞くときは、強い言い方から入らなくていいです。
最初は、こういう聞き方で十分です。
「この日の有給が減っているように見えるのですが、何の処理か確認できますか」
「自分では申請した覚えがないので、申請履歴を確認したいです」
「会社都合の休みだった認識ですが、有給扱いになっている理由を教えてください」
これで説明が出てくるなら、まだ話はできます。
逆に、説明が雑だったり、記録を見せてもらえなかったり、聞いただけで不機嫌になられるなら、かなり面倒な職場です。
そういう職場では、口頭だけで終わらせない方がいいです。
有給の話はメールやチャットに残す
有給を勝手に使われたかもしれないときは、できるだけ文章で残します。
口頭で聞いてもいいですが、その後に短くメモを送っておくと楽です。
たとえば、こんな感じです。
「先ほど確認した件ですが、〇月〇日は有給扱いになっているとのことでした。自分では申請した認識がないため、申請履歴を確認したいです」
このくらいでいいです。
敵対する文章にしなくていいです。
ただ、あとから「言った・言わない」にならない形にしておく。
会社に都合よく使われない人は、派手に反撃している人ではありません。
記録を残す人です。
勝手に有給を減らされる職場では、遠慮しすぎない
有給の話になると、なぜか休む側が申し訳なさそうにしがちです。
でも、有給は「会社にお願いして恵んでもらう休み」ではありません。
もちろん、職場の調整は必要です。忙しい時期を完全に無視していい、という話ではありません。
ただし、会社の都合でいつの間にか自分の有給が減っているなら、黙って飲み込む必要はないです。
確認する。
記録する。
納得できないなら、上長や人事に話を上げる。
このくらいは、普通にやっていいです。
まとめ:有給を勝手に使われたら、まず日付と理由を押さえる
有給を勝手に使われたと感じたら、まずは日付と理由を確認してください。
- どの日の有給が減っているか確認する
- 自分の申請履歴と照らす
- 会社が何の扱いで処理したのか聞く
- やり取りはメールやチャットに残す
- 納得できないときは、一人で抱えず人事や相談先に回す
有給を勝手に削られるのを、そのまま受け入れる必要はありません。
ただ、感情だけでぶつかると損します。
静かに確認して、記録して、会社に雑に扱わせない。
それくらいの図太さは、持っていていいです。
休みを取りたいのに会社に遠慮してしまう人は、休みたいのに休めない人へ。会社に遠慮しすぎない考え方も近い話です。
有給や仕事の押しつけで損しがちな人は、まじめに全部受けすぎていることがあります。
会社に使われすぎない働き方を考えるなら、こちらも参考になると思います。



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