仕事ができない。ミスばかりする。周りより遅い。もう会社を辞めたい。
毎日そんなことを考えていると、自分が社会に不要な人間のように見えてきます。
でも、会社でうまく動けないことと、人間として価値がないことは別です。
会社はこの二つを混ぜます。本人の能力だけが原因ということにすれば、教育不足も、壊れた指示系統も、無茶な仕事量も見直さずに済むからです。
辞めてもいいです。ただし、「自分が無能だから追い出される」という会社の判決に従って辞める必要はありません。自分の被害を減らすために、自分の都合で決めてください。
仕事ができない原因を、全部自分に押しつけない
仕事の結果は、本人の能力だけでは決まりません。
- 説明が足りない
- 担当範囲が曖昧
- 優先順位が毎日変わる
- 一人へ仕事を積みすぎている
- 質問すると怒られる
こんな職場でミスが出たあと、「もっと主体的に」「普通は分かる」と説教する。反吐が出るほど卑怯です。
まともに管理できない会社が、壊れた仕組みの尻拭いを一人へ押しつけています。
辞める前に、できない仕事を小さく分ける
「仕事ができない」は範囲が広すぎます。
何ができないのかを分けてください。電話対応なのか、同時進行なのか、締切管理なのか、上司への報告なのか。
一部の作業が苦手でも、全部の仕事ができないわけではありません。
苦しさの中心が「仕事全般」ではなく、もっと具体的なら、その状況に合う記事へ進んでください。
周囲の評価で自信を失い、自分から辞めるべきだと感じているなら、仕事に自信がなくて辞めたい人へ。会社の評価で自分を処刑するなで、曖昧な自己否定を切り分けています。
新しい仕事や経験を与えられず、同じ場所で成長が止まっているなら、仕事で成長できなくて辞めたい人へ。育てない会社の責任まで背負うなが主対象です。
業務の速さや変化、同時進行についていけない苦しさなら、仕事についていけないなら辞めてもいい。会社の速度で自分を壊すなで扱っています。
必要な教育、手順、指示そのものを渡されず放置されているなら、仕事を教えてもらえないなら辞めてもいい。放置した会社に能力を裁かせるなへ進んでください。
できなかった場面、渡された指示、締切、仕事量を記録すると、本人の問題と会社の問題を分けやすくなります。
改善は、会社に人生を捧げることではない
一般的な助言は「努力しよう」「勉強しよう」「周囲へ感謝しよう」で終わります。
基本はクソです。
すでに消耗している人へ追加労働を積み、会社が満足するまで自分を矯正させようとしています。
改善するなら、クビにならず、自分の負担を減らすために行います。
優先する業務を指定してください。
この期限で対応できるのは一件です。残りの期限を調整してください。
会社の穴を、あなたの残業と自己嫌悪で埋めないでください。
辞めるかどうかは、逃げ道を作ってから決める
毎朝吐きそうになる。眠れない。食べられない。会社へ近づくだけで体が動かない。
そこまで来ているなら、会社への忠誠心より自分の安全を優先してください。休む、相談する、医療機関を利用するなど、使える手段を使って構いません。
同時に、生活費、貯金、使える休暇、異動、転職先を確認します。
逃げ道が見えれば、「この会社で評価されなければ終わり」という絶望が少し薄くなります。
上司から適性まで否定された場合は、仕事に向いてないと言われた人へ。上司の一言で人生まで決めさせるなも読んでみてください。
まとめ:辞めても残っても、会社の判決に従う必要はない
仕事ができないと感じても、原因を全部自分へ押しつけないでください。
できない場面を分ける。指示と仕事量を記録する。負担を減らす確認をする。逃げ道を作る。
辞めるなら、会社に敗北したからではありません。これ以上、自分の人生を食い潰させないためです。
人生の大半が労働に食い潰される。明日も来年も、その先も会社に行かなければならない。絶望するのが正常です。
会社に行きたくない自分だけがおかしいわけではない。そう思えて少しラクになる「モンスター社員の教科書」を、つらい日に読んでみてください。



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