有給休暇を取得したことで、上司や同僚から「迷惑をかけた」と怒られた経験はありませんか?
そんな経験をした人は多いのではないでしょうか。
しかし、有給休暇取得で怒られること自体が違法なのです!
有給休暇取得で怒られるのは違法!?
有給休暇は労働者の権利
有給休暇は、労働基準法で定められた労働者の権利です。
労働者は、入社してから半年経過すれば、有給休暇を取得できるのが当然の権利なのです。
会社は取得を拒否できない
そのため、会社側は有給休暇の取得を拒否することはできません。
労働者が有給休暇を取得したいと申請した場合、それを認めなければならないのです。
怒られたら法律を持ち出して主張しよう
にもかかわらず、有給休暇取得を理由に上司や同僚から怒られた場合、それは違法行為です。
その時は、労働者の権利であることを堂々と主張し、必要であれば法律を持ち出しても構いません。
有給取得で怒られたときの対処法
毅然とした態度で断る
いくら上司や同僚に怒られても、あなたは何も悪くありません。
むしろ、相手の方が違法行為をしているのです。
そのため、毅然とした態度で、ハッキリと有給休暇取得を主張しましょう。
証拠となるものを用意する
怒られた際の発言を録音・録画しておくと、後々の証拠になります。
相手が承諾していなくても、録音・録画は可能です。
事後に会社に相談する際にも、この証拠は重要な役割を果たすでしょう。
必要であれば、会社に相談する
怒られた状況が収束しない場合は、人事部門や上層部に相談することをおすすめします。
会社に相談することで、必ずしも人事考課に影響が出るわけではありません。
会社としても、労働者の権利を尊重する義務がありますので、理解を示してくれるはずです。
有給取得で怒られる理由とその背景
日本の会社文化
なぜ有給休暇取得で怒られてしまうのか、その理由として日本の会社文化が挙げられます。
長時間労働が当たり前という風潮が残っており、有給休暇取得は迷惑をかける行為だと考えられがちです。
上司や同僚の意識
また、上司や同僚の意識の問題も指摘できます。
彼ら自身が有給休暇を取得せずに働いてきた経験から、取得を快く思わない傾向にあります。
あなたの有給休暇取得が、自分たちの負担になると考えているのかもしれません。
会社の業績
さらに、会社の業績が悪い場合、人件費削減のために有給休暇取得を制限しようという動きが出てくる可能性もあります。
しかし、会社の利益よりも、個人の権利が優先されるべきなのは言うまでもありません。
怒られることを防ぐ方法
事前に計画的に取得を伝える
有給休暇取得で怒られることを防ぐには、早めに計画を立ててから周囲に伝えることが大切です。
事前に伝えることで、業務への影響を最小限に抑え、理解を得やすくなります。
必要であれば、会社規定や法律を持ち出す
もし相手が理解を示さない場合は、会社の就業規則や労働基準法を持ち出して、改めて有給休暇取得が権利であることを説明しましょう。
法律で認められている権利なのだから、自信を持って主張することが重要です。
味方を見つける
同じように有給休暇取得で悩む同僚や、理解のある上司がいれば、相談してみるのも一つの方法です。
一人よりも二人の方が、主張しやすくなるはずです。
まとめ:もう我慢する必要ナシ!
有給休暇取得はあなたの権利
有給休暇は労働者の権利であり、会社は断る理由になりません。
怒られても決して折れず、毅然とした態度で主張を続けましょう。
怒られたら毅然と対処しよう
実際に怒られた場合は、録音・録画して証拠を残すことも大切です。
そして、必要に応じて会社に相談をし、味方を見つけることで、より頼りになる対処ができるはずです。
証拠を揃えて、必要に応じて会社や外部機関に相談しよう
気持ちが折れそうになっても、あなたは何も悪くありません!
堂々と権利を主張し、幸せな会社生活を送る権利があるのです。
周りの目を気にする必要はありません。自分の権利を勝ち取りましょう!
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