有給を申請したら、上司から「何で休むの?」と聞かれた。答えたくないのに、理由を言わなければ休ませない空気を出される。
理由を聞かれた事実だけで、一律に違法とは断定できません。ただし、年次有給休暇を何に使うかは労働者の自由です。上司の好奇心を満たすために、通院も家庭事情も遊びの予定も差し出す必要はありません。
質問されたことと、答える義務があることは別です
会社は「業務調整のため」「みんな答えているから」と言います。しかし、休む日が分かれば調整できる仕事まで、私生活の中身を聞かなければ回せないはずがありません。
厚生労働省の案内でも、年次有給休暇をどのような目的で取るかは労働者の自由で、使用者は目的によって取得を拒めないと説明されています。
質問する自由を盾に、答えない人へ圧力をかける。そんな詮索へ、こちらのプライバシーを献上しなくていいです。
答えは「私用です」で止める
詳しい説明を求められても、長い反論は要りません。
私用です。
個人的な予定です。
これで十分です。「言う必要はありません」と正面から殴り合うより、同じ短い返事を繰り返すほうがラクなこともあります。
申請欄に何を書くか迷っているなら、有給の理由は「私事」で十分です。会社に私生活を差し出すなで、書類や申請時の表現を扱っています。
もっともらしい嘘を作って、会社を納得させなくていい
理由を聞かれるたび、病院、役所、家族の用事と話を作る。すると、次は時間や場所まで聞かれ、嘘を守るために説明が増えます。
休むだけなのに、会社が信じる物語まで制作させられる。反吐が出る手間です。
申請前から嘘を考えて苦しくなっている場合は、有給で嘘をつきたくない人へ。理由は「私用」で止めろが主対象です。この記事は、実際に理由を聞かれた後の違法性と返し方に絞っています。
しつこく聞かれた言葉は、心ではなくメモへ置く
「理由を言わないなら認めない」「遊びなら別の日にしろ」などと言われたら、日時と発言だけ残しておきます。
その場で上司を論破したり、すぐ相談窓口へ駆け込んだりしなくても構いません。相手が後から「そんなことは言っていない」と逃げたとき、自分まで記憶を疑わずに済むための記録です。
理由によって取得を拒まれた、欠勤扱いにされたなど、実際の不利益が出た場合は、記録を持って労働基準監督署の相談窓口や労働相談を利用する選択肢があります。
上司の詮索より、自分の休みを守る
有給の理由を聞かれる行為だけを見て、すぐ違法だと言い切ることはできません。けれど、だからといって、私生活を説明する義務が生まれるわけでもありません。
「私用です」で止める。話を育てない。しつこい発言だけ記録する。上司が納得するまで自分の人生を開示する仕事は、こちらの担当ではありません。
休む人へ罪悪感を植えつける上司は、人の休みを奪った時間で自身の無能を補おうとしているだけです。
上司・会社がひり出すクソを食らい続けるのがもう限界な人へ。「モンスター社員の教科書」には、会社に適応しない人の実例と、少しラクになる見方をまとめています。



コメント