有給を申請して休んだのに、勤怠では欠勤になっていた。給与明細には欠勤控除まで入っている。
上司に聞くと、「ああ、忘れてた」。忘れた側は一言で済むのに、忘れられた側は給料が減る。しかも、訂正を頼むこちらが申し訳なさそうな顔をする。ふざけるなと思います。
申請した有給を勤怠へ反映する話です。もう一度、休んだ理由を審査してもらう話ではありません。会社の処理漏れを、私が休んだことへの罰にされたくないです。
「忘れていた」で、休んだ日の扱いを変えるな
有給として取得した日が、入力漏れや伝達漏れで欠勤になっている。ここで必要なのは、申請の内容と勤怠・給与の処理を一致させることです。
会社が忘れたからといって、その日が最初から無給の欠勤だったことになるわけではありません。忘れた事情と、本来どう処理する日だったかは別です。
ただし、休む前に有給を申し出ておらず、後から有給に変えたくなった場合は違います。その場合は、欠勤を有給へ事後申請する話です。ここでは、申請した有給の処理が漏れている場面に絞ります。
申請の内容に争いがある場合や、会社から別の日への変更を求められていた場合まで、すべて単なる入力ミスとは決めつけられません。手元に残っている申請・返信の内容が、どの状況なのかを区別する材料になります。
一方、すでに有給として扱うはずだった日について、上司の記憶が消えたという理由で、こちらの給料まで消える。そんな処理を当然のものとして終わらせたくありません。
訂正する日付と、すでにある申請を示せばいい
手元の申請メールや申請システムに記録が残っているなら、それを使えます。何月何日に有給を申請し、どの日を休んだのか。勤怠ではどうなっていて、給与明細に何という控除があるのか。確認したいのは、その食い違いです。
連絡するなら、たとえば「○月○日は申請済みの有給ですが、勤怠で欠勤になり、○月分の明細に欠勤控除が入っています。申請記録を添付します。勤怠・給与の訂正と、差額の支払時期をお知らせください」。会社の所定の訂正窓口があれば、そこへ必要な内容だけ送る話です。
「私の説明が足りなかったかもしれません」と、相手の処理漏れまで自分の過失として引き取らなくていいです。すでに申請した事実があるなら、その記録を示せばよく、休む理由の作文をもう一度始める必要はありません。
口頭の申請しか残っていない場合は、実際に伝えた日付や内容をそのまま説明します。あとから承認メールを作ったり、申請時刻を書き換えたりする話ではありません。
これから休む日のメール文面を知りたいなら、有給申請メールへ。休んだ後に会社の処理を直すことと、これから取得日を伝えることは分けています。
給与計算が終わったことは、差額を諦める理由ではない
「今月の給与計算はもう終わった」。そう言われると、面倒になって引っ込めたくなります。上司のミスを直すだけで、また会社と話さなければならない。金を受け取るだけのことを、なぜこんなに疲れる仕事にするのでしょうか。
給与計算が終わっていても、誤った処理で支払われなかった賃金の問題が消えるわけではありません。訂正後の差額を、いつ、どの方法で支払うのかという話が残ります。
ただ、有給を取った月の給与が普段と違うだけで、すべて欠勤処理のミスとは限りません。厚生労働省の説明では、年休日の賃金には平均賃金、通常の賃金、労使協定による標準報酬月額の30分の1という算定方法があり、あらかじめ定めた方法で支払うとされています。
だから、ここで見るのは「いつもの給与と一円でも違うか」ではなく、有給として取得した日が欠勤として控除されていないか、その日の賃金が会社の定めた方法で処理されているかです。有給の日まで、本人が当然に無給を受け入れる話ではありません。
会社が訂正を拒む、支払時期を示さない、申請記録を示しても話が進まない。自分で何度も同じ説明を繰り返したくなければ、手元の記録と明細をもとに労働基準監督署などへ相談する選択があります。相談したら即日入金されるという保証ではありませんが、上司の機嫌を直すことだけを解決の道にする必要はありません。
「今回は諦めて、次からもっと丁寧に確認しましょう」で終わらせたら、会社は処理を忘れても損をせず、私だけ金を失います。次の申請を立派にすることは、今回の欠勤控除の埋め合わせにはなりません。
休むために申請し、戻ってから処理漏れを見つけ、給料まで取り戻すために頭を下げる。休暇の前後まで会社の尻拭いをさせる仕組みには、吐き気がします。自分の金を受け取ることに、会社への感謝も、今後の残業も添えたくないです。
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