仕事の勉強をしたくない。家へ帰ってまで会社向けに自分を育てたくない

仕事用の本を開こうとして、そのまま閉じる。明日のために少しは読んだ方がいいのかもしれない。でも、もう会社のことを考えたくない。

そこで「疲れていても、十分だけなら」と自分を机へ戻す。職場から帰ってきたのに、帰宅後の自分まで監督し始める。勉強しなかった日は、仕事を終えた一日そのものが不合格になったような気分になる。

会社で働く時間に加えて、会社で使いやすくなるための準備まで自分に課す。私は、そこまで会社向けの生活を作りたいわけではありません。

仕事の勉強をしたくないなら、勉強できる自分へ変わることだけを答えにしなくていいです。ここでは、自分から勤務外へ足そうとしている仕事用の勉強と、それをしない時間への罪悪感を扱います。業務として指示された研修の扱いや、特定の職務に必要な資格の判断を一律に決める話ではありません。

「会社に役立つ時間」だけが、自分の一日ではありません

勉強する気力が残っていない場合もあれば、気力があっても別のことに使いたい場合もあります。

動画を見る。ゲームをする。横になって、何となく時間が過ぎる。そういう使い方を選びたいのに、「その時間があるなら勉強できるよね」と仕事へ回収される。

暇を見つけたら会社のために使う。休んだら、明日もっと働くために休んだことにする。何をしていても最後は仕事へ戻されるなら、会社の建物を出ても退勤できていないようなものです。

「自分のための勉強だよ」と言われることもあります。でも、その内容を選ぶ理由が会社での評価や上司の説教だけなら、本当に自分が欲しかった時間なのかは別です。相手が欲しい変化へ、こちらの名前をつけ直しただけかもしれません。

何かを学びたくなったときに学ぶことと、仕事のために毎晩成長する人間にならなければならないことは違います。趣味まで役に立つかどうかで選び直す必要はありません。

会社の外にも自分の時間を残したい話は、仕事ができなくても会社だけを自分の世界にしなくていいという話でも扱っています。仕事の能力を伸ばすための趣味を探すのではなく、会社から離れたまま過ごす時間です。

今日、仕事の役に立つものが一つも増えなかった。それでも、その夜を失敗にしたくありません。会社へ提出できる成果がなくても、自分が過ごした時間は残ります。

勉強しない夜のために、別の努力を約束したくない

「家で勉強しないなら、せめて残業しよう」「資格は取らない代わりに、雑用は断らないようにしよう」。勉強をやめても、別の形で会社へ埋め合わせを始めると、自由な時間は戻りません。

勉強しないという選択を、他の仕事を増やせば許される特別扱いにしたくないです。勤務外に自分で追加しようとしていた作業を、追加しないだけの話です。

たとえば、読まなければと思って置いた仕事の本を、今日は開かずに終える。「明日はその分、倍やる」と予定を立て直すところまで付けなくていいです。今夜を空けるたび、未来の自分へ借金を残す必要はありません。

勉強しなければ評価が下がるのではないか、周りと差がつくのではないか。そういう不安は残るかもしれません。勉強をしない選択で、昇給や仕事のしやすさまで全部そのままになるとは保証できません。

ただ、評価の不安をなくすためなら、帰宅後も休日もいくらでも使っていい、とは思いません。仕事のために使える自分へ育つほど、残った自分の時間がなくなる。その結末を、前向きな成長として喜びたくないです。

会社の目標シートに「資格を取ります」「自主的に学びます」と書きそうになっているなら、目標設定のために仕事を増やす約束をしない話へ。ここで扱っているのは、書類へ何を書くかではなく、今夜、自分が会社から離れて過ごせるかという問題です。

会社の仕事そのものに手がつかず、勤務中をどう過ごすかで困っているなら、仕事のやる気がない日の話とは場面が違います。勤務中の作業の話と、会社を出た後に自分で足す勉強を混ぜたくありません。

「みんな勉強している」と言われるたび、帰った後の過ごし方まで欠陥のように扱われる。仕事をさせた後、まだ会社の役に立ちたがっている顔まで要求する。その欲深さに、こちらの夜を際限なく渡したくないです。

本を閉じたまま、今日は終わる。立派な勉強計画ではないけれど、会社のために使わずに済んだ時間がある。私は、その時間を残す方を選びたいです。

会社が求める学習意欲や成長への熱意に合わせられず、自分だけがおかしいのかと苦しくなる人へ。『モンスター社員の教科書』には、会社に適応しないモンスター社員の実例と、少しラクになる考え方をまとめています。帰宅後まで立派な社員を続けたくない日に、読んでみてください。

モンスター社員の教科書|ひつじ先輩
はじめまして。 元モンスター社員、ひつじ先輩です。 【モンスター社員としての実績】 ・5年連続、休暇全取得 ・6年連続、呼び出しを100%シカト ・2015年以降、組合活動参加数0 ・2016年、業務放棄により転勤 ・2017年以降、飲み会...

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