「モンスター社員の特徴を知りたい」と思うときは、だいたい職場でかなり消耗しています。
あの人は何者なのか。なぜあんな言い方をするのか。どうして周りばかり我慢しているのか。
ただ、ここで相手の正体を決めつけすぎると、こちらの消耗が増えます。大事なのは、相手を診断することではなく、巻き込まれない距離を取ることです。
モンスター社員の特徴は、人格ではなく行動で見る
モンスター社員っぽい人を見ると、つい「性格が悪い」「病気なのでは」と考えたくなります。
でも職場で見るべきなのは、人格ではなく行動です。こちらが判断材料にできるのは、実際に何をしているかだけです。
たとえば、次のような特徴が続くなら注意したほうがいいです。
- 自分の都合を優先して、周りの負担を考えない
- ミスや遅れの責任を曖昧にする
- 人によって態度を変える
- 注意されると被害者のように振る舞う
- 面倒な仕事を、自然に誰かへ押しつける
ひとつ当てはまるだけで決めつける必要はありません。ただ、何度も同じパターンが出るなら、善意でカバーし続ける相手ではないかもしれません。
正体を暴くより、まず自分の被害を減らす
モンスター社員の正体を知りたくなる気持ちはわかります。
でも、相手の内面を分析しても、こちらの仕事量やストレスが減るとは限りません。むしろ、相手のことを考える時間が増えて、余計にしんどくなることがあります。
優先するのは、相手を変えることではなく、自分の被害を減らすことです。
近づきすぎない。余計な約束をしない。口頭だけで受けない。面倒な話は、できるだけ記録に残す。
このあたりは、職場のやばい人に近づかない。巻き込まれない距離の取り方でも書いています。
モンスター社員に巻き込まれやすい人の特徴
実は、モンスター社員本人だけでなく、巻き込まれる側にもパターンがあります。
真面目で、断れなくて、つい代わりにやってしまう人です。
こういう人は、相手から見るとかなり便利です。少し強く言えば動いてくれる。嫌そうにしていても最後はやってくれる。そう思われると、仕事や感情処理を押しつけられやすくなります。
だから、相手の特徴を見るのと同時に、自分がどこまで引き受けているかも見たほうがいいです。
会社に使われすぎる人へ。都合のいい人で終わらない考え方にもつながる話です。
やってはいけない対応
モンスター社員っぽい人に対して、感情でぶつかるのはあまり得ではありません。
相手を言い負かそうとする。周囲に悪口として広める。本人を変えようとして長時間説得する。こういう対応は、こちらの消耗が大きいです。
また、相手を病名や属性で決めつけるのも避けたほうがいいです。職場で必要なのは診断ではなく、事実ベースの対応です。
「いつ」「何を頼まれたか」「どう困ったか」「誰に共有したか」。このように、行動と事実で整理したほうが安全です。
辞めさせたい気持ちが出ている場合は、モンスター社員を辞めさせる方法を探す前に。自分を守る現実的な考え方を先に読んだほうがいいです。
特徴が見えたら、距離の取り方を変える
特徴が見えたら、次にやることは距離の調整です。
- 雑談を広げすぎない
- 頼まれごとは一度持ち帰る
- 口頭の約束をメールやチャットで確認する
- 自分だけで抱えず、上司や関係者を入れる
- 相手の感情をなだめる役を引き受けすぎない
冷たくする必要はありません。淡々と、仕事として必要な範囲に戻すだけです。
モンスター社員っぽい人ほど、こちらの善意や罪悪感に入り込んできます。だから、必要以上に優しくしないことも大事です。
まとめ
モンスター社員の特徴は、人格ではなく行動で見たほうがいいです。
自分の都合を優先する。責任を曖昧にする。人によって態度を変える。周りの善意に乗る。こうした行動が続くなら、深く関わりすぎないほうが安全です。
相手の正体を決めつけるより、自分が損しない距離を取る。これが現実的です。
なお、モンスター社員の末路を見て自分の立ち回りを考えたい場合は、モンスター社員の末路を見て、自分が損しない立ち回りを考えるも参考になります。
会社で損しない立ち回りをまとめたnoteはこちらです。



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